TD Robot Series
制作時期:高校1〜3年
1代目 TD4 (2017)
初めて製作した多足歩行ロボットで制作期間は3ヶ月。塩ビやカーラジコン用サーボを用いて、限られた予算の中で実現した(10万円前後)。ロボットの平衡維持や、複数の歩行パターンの実装、そしてCNNを用いた画像認識といった機能を搭載。
2代目 TD6 (2018)
前作TD4に続き、歩行速度の向上を図ったロボット。またロボット本体にカメラ用の砲塔を搭載、遠隔からのスムーズな子コントロールを実現した。また製造プロセスに3Dプリンターを導入したことで、フレームの作成期間を2/3にしたことが大きな特徴である。
3代目 TD Final (2019)
多足歩行ロボットの最終作。これまで行っていたフレーム製作を完全に3Dプリンターに移行。パーツ点数の削減と工数削減を達成。また画像処理にはCNN用アクセラレーターを搭載したマイコンを採用することで、TD4では転送されたデータをデスクトップPCで処理していたものをエッジで処理している。発表の際には顔認識を動作させることで、常に観客を見つめるような動作を行い、好評だった。